今後、当アトリエのもう一つの目標であるバンドネオンの調律について少しずつ進めて行こうと思っていますが、その手始めとして現有のバンドネオンについて纏めておきます。
現有は3台あり、今回紹介するのはメインの楽器で、メーカーはELA:Ernst Louis Arnold エルンスト・ルイス・アーノルドです。
この楽器は、もとバンドネオン奏者の父が使っていた楽器で、自分が物心つく頃から実家にあった物で、内部に日時が1962と記されており、多分1962年頃に自宅に来て、自分の小さい時分には、この楽器の食い扶持で育ったとも言える代物です。
内部を調べましたが、製造年月日は不明、メーカー刻印は単に「E.L.A」と押されているだけで、AAの様な大層な刻印はありませんでした。
父は他のバンドネオン奏者もしくはコレクターの方から購入したとの事ですが、戦前製であることは違い無さそうです。
亡父は後半もう一台のバンドネオン、AA:アルフレッド・アーノルドを常用しており、このELAはサブであった物を数年前から私の練習用として預かった(貰った?)ものです。
亡き父曰くで、Leopoldo Federicoが来日時、是非譲ってくれと言われたとか? また、父によれば、後半AAを常用したのは、年取るとこの楽器が重く感じ、軽く、音出しも楽なAAを常用したが、音色自体は中低音の豊かさはELAが優位性があったとの事。自分もそう思います。
ただし、ボタンの位置がAAと比べて若干広く感じられるので(特に正位置で前後方向)、AAと併用して使うをのは厳しいとの事。
私も何度かAAと弾き比べたが、バンドネオンには、ピアノ鍵盤の様な統一性が無く、同じ楽器かと思えるほど、押釦の感じが違い、弾きがたく思えます。
以下は写真;
(正面から)
(裏面から)
(上面から)
(下面から)(内部:ベローズ)
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