2025年10月1日水曜日

Mclintosh MC2120修理:接点清掃について

 MC2120MC2125と中身は同じでメーターや硝子パネルを省いたモデル。元々MC2125の部品取り程度と考えオークションにて安価に入手したが、不動のままでは勿体ないのでかなり時間をかけて復活させた物、修理の顛末はまた別の機会に譲として、とりあえず直したが、先日「ポン!」という音とともに片チャンネル(R-ch)が鳴らなくなった。
てっきり何処かの石が飛んだと思いしぱらく放置していたが、重い腰を上げ修理を試みた。

サービスマニュアルや回路図、測定器(発信器、オシロ、テスター)など準備をして臨んだが、結果としては、メインのプリント基板に接続するコネクターの接触不良と判明、コネクターの清掃で何とか復活できた。
こちらの手持ちのアンプはいずれも製造後数十年(30年以上)経過しており、真空管やトランジスターなどの素子の不良ももちろんあるが、多くの場合は接触不良が原因である場合が多い。
接触不良の箇所は、下図の〇で囲ったコネクターだが、マッキンの石アンプではこのコネクターが弱点となるケースが多いように思える。まあ、製造後40年程度経過しているので、今更接触不良の文句を言う筋合いではない(40年以上、特段の問題無くコネクターの役割を果たして来たのだから)。
で実際どう治すか?
端子を止めているコネクターに針を刺し、留め具を緩めてバラシて。
端子個々にクリーニングを施した。
私の場合は爪楊枝をカッターで削りコネクター内に入る様に加工し、細見の綿棒とともにクリーニングを行っている。
なお、爪楊枝や綿棒にはパーツクリーナーをかけ、接点を磨いた後に、同様に爪楊枝に接点復活材を付けて仕上げている。
パーツクリーナーを付けた爪楊枝には下の写真の様に汚れが付着し、長年の埃が悪さをしたことが良く判る(爪楊枝が写真の通り結構汚れる)。

なおケミカルとしてはケイグ等が有名だが、ちょっと高額でもあり以下の復活材を常用している。クリーナーはおなじみスリーボンドの「電子機器クリーナー」。
接点復活材は真ん中の物を常用していたが、今回写真下側のタミヤの接点グリースを使ってみた。
液状の物よりグリースの方が長持ちする様に感じ今回使用してみたが、経年変化は今後見てゆく必要があると思う。
なお、修理全景の写真も加えておく。
修理が終わり、試聴に入る。

(Upload2025年10月01日)

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