[バンドネオン研究]: バンドネオンの修理調律に関しては全くの素人で無勝手流の状況です。もし知見が有る方が本内容を見られて、修正点やコメント、ご指摘頂ければありがたく。また、いきなり修理や調律など難易度が高いところから始めるのも難しいので、とりあえず日々のバンドネオンの保守で直面する事から始めたいと、Tips的な物から始めようと思います。これらについても同様に、もし、ご意見やコメントなど頂ければ励みになります。
前回の[バンドネオン研究003]に引き続き、蛇腹修復の今回は「蛇腹の角の皮革部分の穴あき修復」について。
前回の[バンドネオン研究003]にて、バンドネオンの角は下の写真の様なっています。
今回は木工ボンドを使用しましたが、塗料については悩みが多いです(試行錯誤状態)。
木工ボンドやボンドG17辺りが一般的に入手容易な接着剤ではありますが、どちらも乾燥後の粘度、再取り付け時の接着剤剥離の容易さ、下地特に蛇腹本体の厚紙への影響度合い(傷や剥がれ度合い)など、まだまだ検討の余地があると思っています。
今検討中なのは、木工ボンドでも違った種類(乾燥後もある程度粘度を保ったもの)、ボンドG17系の皮革用の色々な種類の検討、それらの接着剤に米粒や革の削り子や木の切り屑を混ぜる方法など。
また、本来元々の接着剤である膠系接着剤の利用。ただし膠と言っても千差万別色々種類があるようで、それらの選択なども考えていますが、今後それぞれの検討を行っていきたいと思っています。
そして片側を接着;
今回は接着剤の粘度の問題から、針にてある程度接着するまで固定しました。
(後に針穴から空気が漏れないように厚紙を突き抜けないように慎重に。)
(後に針穴から空気が漏れないように厚紙を突き抜けないように慎重に。)
反対側の接着を行う前に蛇腹を縮めた時に形が整うようにこの時成形しておきます。
細かい所の作業ですが、竹の耳かき棒が良いように思えました。
竹の耳かき棒だと思いの外接着剤が付いても剥がしやすいこと、革の皺の成形にも適しているように思えます。
ある程度成形が終わったら;蛇腹の反対側を接着;外側の化粧紙(写真の赤い部分)の接着、同様に針で固定;最後にL字型の角の金具に収まる部分の成形と空気漏れ対策。
特にこの部分の処理が弱いと、ここから空気漏れが発生するのでしっかり対応。
最終的な完成形;
一応、この修理から半年は経過しているが、特に問題は発生していない。
ただ、蛇腹のこの部分の漏れが永久に無くなる訳ではなく、今後何年か経つと再度発生する訳で、その時今回の木工ボンドが良かったのか?
ということで、接着剤は今後良く調べて改善を図りたい。
(Upload2025年6月16日)
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