2025年6月17日火曜日

QUAD44, 405 各2台の調整とヒアリング(その1)

 以前から自宅で使っていたQUAD44と405各2台、そろそろ断捨離機会と思い、嫁ぐ前にアトリエに持ち込み最終確認を行った。

考えてみれば、マッキントシュの球アンプMC240も2台、石のアンプMC2125、MC2120も2台(メーターとガラスパネルの有無の違いはあるが中身は同じ)と結果的に複数台持つことになったが、いづれも40年以上経過してメンテをしてゆくうえで複数台持つと何かと便利なこともあり、このように増えてしまった。

実は405は3台在ったが、すでに1台は嫁ぎ先に移っている。
それぞれ複数台持つに至った経過は違えど、複数台あるのは整備をする上でも、音質確認にも便利なこと確か。

1台所持だと、それそれ個体差によるものか、製品自体の持つ癖のようなものか良く判らない場合があるが、複数持つことにより、ある程度、その差が個体差か製品が持つ傾向なのか判断できるし、故障時の部品交換も、その代替え部品の影響度を判断する上で便利この上ない。

今回はプリの44の方を中心に内容確認してゆきたい。
なお2台とも初期型はシェリロトレーディング、後期型はハーマンインターナショナルの正規品である(従って両方とも100V仕様)。




上の写真の右、テープモニターのボタンが赤、トーンコントロールのキャンセルランプがある方が初期型、製造番号が83XXなので、多分1980~1981年製と思われる。

また、下側のテープモニターのボタンが茶の方が製造番号239xxなので1983~87年頃と思われる後期型か?。正面パネルの塗装も微妙に違い、後期型は日本では馴染みと思うが、玩具っぽいちょっと青みがかった初期型も捨てがたい味わいがある(上の写真ではどうも色合いが良く判らないが)。

システムに置いた景色は以下;

初期と後期型の判別については、トーンコントロールのスイッチが通常のセレクタースイッチの物を初期型、日本のアルプス電気のデテントボリュームになったものが後期型となるようです。下の写真の赤丸で囲った部分が違いとして明示します。


それ以外にも背面のレイアウトが結構異なっている。

なお、試聴を始める前に、一通りのメンテを実施。
基盤のソケットが結構ヤワで端子の曲がりをチェックし接点の清掃を実施。

フォノやテープのカードのディップススイッチの入り切りの調整。
ところが、今回初期型のテープ端子のディップスイッチが3本折れた。
現在では、ほとんど使う機会は無いので、無くても構わないが、交換部品の入手はほとんど不可能なので頭が痛い。

また、トーンコントロールのセレクタースイッチ接点磨き。

初期型にしろ後期型にしろ1980年代初め、そのころの電化製品としては電卓の初期、携帯なぞはまだショルダーホーン(大型の弁当箱サイズ)の時代なので大昔の物、クラッシックカーの保守と同じように、動かしている時間より修理の方に時間がかかると感じる。
とりあえず、通常の整備は終わらせ、音が出るまでの準備が出来た。

今回はここまで、試聴などは次回以降に続きます。

(Upload2025年6月17日)

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